鉄筋コンクリート造集合住宅での生活エネルギー(省エネルギーレポート)

今回は、当社が平成18年に作成した省エネルギーに関するレポートを抜粋してご紹介いたします。

これは、高断熱・高気密を施し、パッシブソーラーシステムを導入したオール電化の鉄筋コンクリート造集合住宅での電気使用料金を検証したデータです。
調査住宅の概要

 所在地:熊本市T町
 主体構造:鉄筋コンクリート造 5階建
 所帯数:16所帯
 調査住戸:2階東側 3LDK
 家族構成:夫婦二人住まい


調査住戸の概要

夏涼しく冬暖かく過ごすために、高断熱・高気密にすることと、光や風を有効に取り入れるためパッシブソーラーシステムを取り入れた。 もともと鉄筋コンクリート造の建物は気密性は高いが外気に面するコンクリート壁部分の断熱性能はあまりよくないので内断熱を行う。 また、窓からの放熱を少なくするためにペアガラスにし、外部へ出るドアを気密にするなど、建物本体の仕上げ方法による工夫を施している。
この様な工夫により、わずかなエネルギーで夏の冷房効果をあげることが出来る。冬の場合は、太陽エネルギーをサンルームで受け、室内に暖気を取り入れ、天井の打ち放しコンクリート部分の蓄熱体を暖め蓄熱させ、温度が下がった夜間に放熱させる。
補助暖房として薪の暖炉がある。暖炉は暖房としてだけではなく、ちょろちょろと燃える火を見ながらブランデーを飲むひと時は癒しを与えてくれる。


毎月の使用電気料金表(単位円)

年/月 料金 年/月 料金 年/月 料金
15/1 16,349 16/1 18,404 17/1 13,086
15/2 16,616 16/2 13,844 17/2 10,408
15/3 13,628 16/3 12,663 17/3 7,484
15/4 12,617 16/4 12,944 17/4 8,183
15/5 13,099 16/5 13,501 17/5 7,329
15/6 10,590 16/6 10,309 17/6 6,914
15/7 12,229 16/7 12,378 17/7 8,259
15/8 19,712 16/8 16,038 17/8 8,337
15/9 18,597 16/9 15,011 17/9 9,095
15/10 15,292 16/10 12,311 17/10 8,763
15/11 12,415 16/11 10,848 17/11 7,293
15/12 10,697 16/12 11,145 17/12 7,616


平成17年2月までは一般家庭と同じ通常電気使用方法での電気料金になります。これを月平均にすると12,443円になり、これは標準家庭の電気料金より大幅に安くなっており、住宅に施された高断熱・高気密等の工夫により省エネルギー効果が発揮されているといえる。
また、平成17/3より「電化でナイト」に切り替えたため、毎月の使用料金は平均で7,937円とさらに節減されている。
省エネルギー住宅への工夫と取り入れるということは、省エネルギー効果がすすみ地球温暖化防止に役立つだけでなく、家庭の「懐」も和らげる効果もあると思われる。

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